「秋が最盛期ドイツにフレッシュポルチーニ茸を買いに行こう!」の旅
ポルチーニ茸とは
ポルチーニ茸はイタリア料理やポーランド料理、中国の雲南料理などで使われます。
日本ではイタリア料理店などでポルチーニ茸が使われたパスタやリゾットを食べたことがあるという人は多いと思います そのためポルチーニ茸といえばイタリアが産地と思われがちですが、ヨーロッパではポーランドが主要な産地です。もちろん、イタリアや中国でもポルチーニ茸を採取することができますが大きくはヨーロッパが産地と言っていいでしょう だからドイツでも採取されます ドイツではパスタやリゾットは国民食とはいえないのかポルチーニ茸は馴染みが薄いかと思いますが いやいやなんのなんのドイツで採れたポルチーニ茸は香りが凄く高く味が濃厚で形もよくこれがすごくパスタにあうんです そして今(10月)が旬 最盛期なのです 行かない理由がないでしょう
日本では乾燥のポルチーニ茸が多数販売されており、50gのものは1,000〜1,500円ほどで手に入ります やや高めの価格ですが、ドイツではその半額で手に入れられます ポルチーニ茸の風味は他のきのこでは代用できないほどの濃厚な風味を持っているので、ぜひ料理に取り入れてみてください
栄養価は炭水化物が少なく、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含み美味しくて健康食! ありがたいですね
フランクフルト「クラインマルクトハレ市場」
それはドイツ・フランクフルトの食の玄関、クラインマルクトハレ市場で手にはいります
フランクフルトのクラインマルクトハレ市場は屋根付きの市場でドイツ国外の食材が豊富で食事もできる1日いても飽きない場所です
フランクフルトの中心街、ハウプトバッヘ駅 (Hauptwache)から徒歩5分にある「クラインマルクトハレ」は小さな市場という意味
朝8時からオープンし、その日に出荷した野菜、果物の種類とその数に圧倒されます
お昼頃にはソーセージのサンドウィッチ屋さんやお惣菜を求めに長蛇の列ができています
行列が絶えないフランクソーセージのサンドウィッチの店
奥のぶっといソーセージを手前のパンに挟んで食べるやつ
なんかジブリの世界にいるようです
イタリアンっぽいお惣菜も豊富に取り揃えています
カウンターでドイツコーヒーでひとやすみ
ポルチーニ茸を売っている店はいくつかあったが今回はこのお兄さん(?)の店にした
ドイツ語では「シュタインピルツ」(Stein pilze〈石のようなキノコ〉)と呼ばれる
100g = 5.8ユーロ≒900円(2023.10)
今回は200g購入です
ポルチーニ茸は傘の部分にひだのようなものがあるのが特徴です
どうです?新鮮そのものでしょ
さあ、急いで飛行機に乗らなきゃ、ということでこのまま空港にとんぼ返りです
なんでそんなに急ぐのかって? 茸は保存が難しいんです
急げー
はい あれから20時間後日本到着です さあスーツケースから例のキノコとりだしましょう
でました~ 見てください、なんともいえない変わり様を! 水分が抜けてやせ細っちまいました⤵⤵ ありゃりゃ でも旨味は抜けてないはず 一気に調理しちゃいましょう
フレッシュ・ポルチーニのクリームパスタ
水に浸して暫く置くと・・・生のポルチーニ茸を水に浸し絞って戻し汁を加えることで、パスタ全体に旨味が広がります(自称)
ブロックベーコンと有塩バターのコクのある塩気と、まろやかなクリームソースの相性は抜群です
できました~ ポルチーニ茸の旨味たっぷりのクリームパスタです。生のポルチーニ茸を使えばいつものクリームパスタもレストラン以上の味わいになり美味しさに舌鼓を打つこと間違いないでしょう
それにしても飛行機代とホテル代いれたら高くついたパスタだな
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