１杯5,000円～8,000円の幻のコーヒー　ジャコウネコの「コピ・アルク」

コピ・アルクとは
ジャカルタの超有名なコーヒーショップ
お店への行き方
Santa(市場) 到着
買い方・注文の仕方

コピ・アルクとは

”コピ”とはコーヒー、”アルク”とはジャコウネコ（写真）の意味です

インドネシアに生息するジャコウネコにコーヒー豆を食べさせ（まるごと飲ませ？）消化しきれず後ろから出てきた排泄物の中から残った豆をとりだして、洗浄、乾燥、焙煎して作られます。消化酵素や腸内細菌の働きでお腹の中で発酵させジャコウネコ特有の酵素がコピ・ルアクの風味を作り出しているといわれています

ネコといっても先祖代々マングースのほうが近く昆虫や果実も食べる雑食性です　ですから当然、腸内に住む細菌や酵素も違います　なのでジャコウネコでなければこの風味と香りはつくられないのです

１回の糞からほんの僅かしかとれずコーヒー１杯に必要な量約10gは１匹のジャコウネコ３日分の糞だそうです　なので日本では１杯5,000円～8,000円程する高価なコーヒーなのですね

ジャカルタの超有名なコーヒーショップ

ドゥニアコピ(Dunia Kopi)

ローカル市場「パサールサンタ(Pasar Santa)」の中に店舗を構えるドゥニアコピ(ToKo Donia Kopi)

インドネシア語でToKoは店　Donia Kopiはワールドコーヒーという意味です

インドネシアには “パサール(Pasar)” と呼ばれるローカル市場がそこら中にあります

今回のパサールサンタ(サンタ市場)…というかパサールサンタの中に入っている、このコーヒー豆屋がめちゃくちゃ有名と言った方が正しいかもしれません。

お店への行き方

市場は南ジャカルタのほうにあり建物自体目立たないところにありますのでタクシーでなければいけません　とはいってもジャカルタのタクシーは青い“ブルーバード”やシルバータクシーが比較的安心ですがシウマイ的にはGRAB（東南アジアを中心に利用できるUBERのようなタクシー）をおすすめします　

安くて安心です

行き先もいちいち告げることありませんので・・・　日本では設定できないので現地でダウンロードをおすすめします

GRABには❝マップで検索❝機能がありこれを使って“パサールサンタ(Pasar Santa)”で行き先設定しますが今回のドライバーは近くの別のSanta（市場）にむかっていそうだったので怪しい場合は・・・

”ToKo Dunia Kopi“をドライバーのマップに入力させてなんとか辿り着きました。

場所的には大通りから脇道にはいったところで中央ジャカルタから300円ぐらいです　

リンクはここ

Santa(市場) 到着

市場の外観の写真を撮るのを忘れてしまいましたが青を基調としてカラフルな建物が “パサールサンタ(Pasar Santa)” こと「サンタモダンマーケット(SANTA MODERN MARKET)」です。

市場の正面入り口はさほど広くないので正面向いてすぐ外の階段で店舗の目の前に行く事が出来ます

まあ市場といっても基本的には、ローカル向けの雑貨、食材、日用品がそれこそぎゅうぎゅうに陳列して売っています。どの店舗も同じようなものを売っているのでとりわけお土産にはどうかと・・・

ただここのコーヒー豆屋は違います

扱ってる種類も豊富で価格も安くお手頃です

空港にもコピ・アルクはありますが品質は同じで値段は半額以下です

階段をB1Fまでおりていくとどんどんコーヒーのいい香りがしてきます　店もすぐわかります

インドネシアに限らずエチオピアやベトナムの有名なコーヒーも安く手に入れることができますが

今回の目当てはインドネシアのコーヒーで有名な幻のコーヒー、コピ・ルアクです

買い方・注文の仕方

店舗は隣同士で２軒あります。まず、赤の看板の店舗（写真左）で注文し会計をします。

もちろんカードも使えます

今回は焙煎した１kgのコピ・アルク(写真右）のホール（＝コーヒーの豆の状態）を挽いてグラウンド（＝挽いた豆の状態）にしてもらいました。ご自宅にコーヒーミル（挽く機械）があるひとはホールの状態で購入して飲む直前に引いたほうが更に美味しくいただけると思いますが、引いた状態で完全密封してくれるので日本に持って帰っても全然香りがにげないです

買い方は100グラム単位で購入可能。

200グラム買っても、100グラムずつ袋を分けて貰う事も出来ます。

店のコーヒーメニュー